「せっかく録音したのに、文字起こしツールが対応していない!」
「ファイルサイズが大きすぎて、アップロードに時間がかかる…」
音声文字起こしをする際、どのファイル形式を選べばいいか悩んでいませんか?実は、文字起こしに適したファイル形式を選ぶことで、作業効率は格段に上がります。
この記事では、主要な音声・動画ファイル形式(MP3, WAV, M4A, AAC)の特徴を比較し、WispScribeのようなオンラインツールを快適に使うための最適な選び方を解説します。
まずは、それぞれのファイル形式が持つメリット・デメリットを見ていきましょう。
ファイル形式 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
MP3 | 圧縮率が高い(非可逆圧縮) | ファイルサイズが非常に軽い | 音質が多少劣化する場合がある |
WAV | 圧縮しない(非圧縮) | 音質が最高 | ファイルサイズが非常に大きい |
M4A / AAC | M4AはAACなどを格納するMPEG-4形式の音声ファイル。 AACはMP3より高音質・高圧縮。 |
MP3より高音質、かつ軽い | 一部の古いソフトでは非対応 |
文字起こしツールを使う目的は、音声を素早く、正確にテキスト化することです。この観点から考えると、結論としてMP3、M4A、AACが最も適しています。
その理由は、ファイルサイズにあります。
たとえば、1時間の音声データの場合…
WAV形式:約600MB〜1GB
MP3 / M4A / AAC形式:約25MB〜50MB
WAV形式のファイルは音質は最高ですが、サイズが巨大なため、アップロードにかなりの時間がかかります。
一方、MP3やM4A/AACはファイルサイズが非常に軽いため、ストレスなくスピーディにアップロードできます。会話の内容がはっきり聞き取れる音質であれば、音質劣化は文字起こしの精度にほとんど影響しません。
WispScribeは、MP3、WAV、M4A、AACを含む主要なファイル形式にすべて対応しています。
しかし、快適にご利用いただくために知っておいていただきたいことがあります。
WispScribeはOpenAIのAPIを利用しているため、アップロード可能なファイルサイズは最大約25MBまでに制限されています(エンコード後のデータ量に基づくため、多少前後する可能性があります)。
そのため、WispScribeではファイルサイズが軽いMP3やM4A/AAC形式での録音を推奨しています。
ご安心ください。CloudConvertなどの無料ファイル変換サイトを利用すれば、簡単にMP3に変換できます。
比較項目 | MP3 / M4A / AAC(推奨) | WAV(非推奨) |
---|---|---|
おすすめ度 | ◎最適 | △ |
理由 | ファイルサイズが軽く、アップロードが速い | ファイルサイズが重く、アップロードに時間がかかる |
これから録音する場合はMP3かM4A/AAC形式を選びましょう。すでにWAVファイルをお持ちの場合は、文字起こしを行う前にMP3に変換するのがおすすめです。
WispScribeは、MP3、WAV、M4A、AACなど、主要な音声ファイル形式に幅広く対応しています。